みなさまオルゴナイトって聞いたことありますか?
スピリチュアルが好きな人なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。
オルゴナイトは簡単に言うと、周りのマイナスなエネルギーを吸収してくれてポジティブなエネルギーに変換してくれる優れものなアイテム。
運気をあげてくれると言われるので人気を集めています。
今回はそんなオルゴナイトの作り方について簡単に紹介していきます。
オルゴナイトを作るための基本的なルール
最近は世の中に多くの可愛らしいオルゴナイトが出回っています。
透明感の多いキラキラしたアイテム。
でも出回っている多くのオルゴナイトが実はオルゴナイトじゃなくてのアートの場合も多いんです。
実はオルゴナイトと呼ぶには最低限守りたい基本的なルールがあります。
ちなみにアメリカではこのルールに従っていないとオルゴナイトではなくレジンアートというカテゴリーになります。
金属とレジンが50:50であること
オルゴナイトを作る際にはレジン(樹脂)を使用します。
その際レジンと使用する金属が50:50の比率で作ります。
最初は同じ重さで50:50なのかなどと困惑していたのですが、基本的に量で測るそうです。
ちなみに日本では有機物と無機物を一対一の割合でとしていますが、アメリカでは金属とレジン(樹脂)が一対一の比率ではないとオルゴナイトと言えないそうです。
金属
レジンと同じ量を入れる金属。
金属は鋼、鉄、アルミニウム、銅、銀、金、真ちゅうなど、あらゆるものを使用できます。
アルミニウムは最も安価で軽く手に入りやすいため、一般的に最も使用されているようですね。
興味深いことに、金属の削りくずの形状がオルゴンのエネルギーに微妙な影響を与える可能性があるんだそう。
私もらせん状にカットされたオルゴナイト用の鉄を結構使用しています。
またハードコアなオルゴナイト作家は銅が一番いいとして銅線と銅クズをふんだんに使用していたりもします。
銅線自体を二本重ねてそれをねじったものをピラミッドの骨組みにしたオルゴナイトを作っていたり。
Tensorという名前で、こちらもオルゴナイトに引けをとらないほどのエネルギー増強装置のようで、テンサーだけでいろんなアイテムを作っているテンサー作家さんもいます。
私はまだテンサーについてはほとんど知らないのですが、テンサーとオルゴナイトを掛け合わせるとエネルギーもかなり強くなるようです。興味ある方はぜひ調べてみてください。
私もテンサーを学んだらいつか記事にしたいと思います。
石英
こちらは量はそんなにいれなくても少しでも入っていればいいそうです。
石英と水晶のはっきりした定義がなかったので違いがあまりわからなかったのですが、基本的にクォーツを入れていれば間違いないと思います。
ちなみにクォーツを入れていないとオルゴナイトは機能しませんと書いてあるサイトもあったので、クォーツも金属と同じく必ず入れましょう。
ちなみにクォーツは水晶じゃなくてもいいようです。
皆様が知っている石達の中にはクォーツも多く
アメジスト、アベンチュリン、シトリン、タイガーズアイ、カーネリアン、オニキス、ジャスパーなどを始め、クォーツタイプに分類される石の種類はかなり多いんだそうです。
3つの基本ルール以外に
というわけで、アメリカでは基本的にこの3つのポイントさえ押さえていればオルゴナイトと呼んでも問題になりません。
ただこのルールに従うとどうしても見た目がゴツく金属中心になるために、エネルギー重視には良いけれどあまり可愛らしい感じはありません。
クリスタルやパワーストーンがメインで金属が少ない方が見た目もかわいいし、石達のエネルギーも感じられたりするのでオルゴナイトに固執しなくてもいいって方はレジンアートやヒーリング、パワーストーンアートってカテゴリーのオルゴナイトでもいいと思います。
そして作る際には作り手や周りのエネルギーもオルゴナイトに吸収されるので、良い環境、良い状態の時に作った作品だったらそれだけでエネルギーが強いはず。
さらに日本ではよく銅線巻ポイント水晶を入れてエネルギーを安定させたりもしていますね。
レイキなどのヒーリングエネルギーをオルゴナイトに入れたりしてる方もいますし、
持ち主自身でも気づかないような奥深くにまで入り込んだマイナスのエネルギーを抜き取って、強力に浄化をしてくれる素晴らしい鉱石シュンガイトを必ず入れる作家さんもいるようです。
このように基本的なことさえ頭に入れておけば、お好きなように作ることができるのがオルゴナイトの魅力です。
そしてオルゴナイトのエネルギーの構造は深いらしく、パワーストーンの個々の意味や、何をどの順番で入れると効果が倍増、エネルギーの通りの良い金属やクォーツの組み合わせなど、学びもかなり深いものになりそうなので作っていくにつれていろいろ知識が増えていくと思います。
どちらにせよポジティブエネルギーを与えてくれるのであまり呼び名にこだわることもしなくていいと思っています。
あからさまに金属もパワーストーンもほとんど入っていないものはさすがにオルゴナイトとは言えないでしょうけれど。
オルゴナイトの作り方 材料
レジン液
レジン液によって出来上がりの透明度に違いが出るので、何も調べずに買ってしまうと後悔することになりますのでご注意を。
作業中も混ぜてるときに細かい気泡がかなり入るタイプのものもあり、同じように混ぜても気泡がほとんどないものとかなりあるものとに分かれます。
私は最初わからずに適当に買ってしまい、出来上がった作品が気泡だらけでがっかりしたことがあります。
また少し時間を置くと黄色く変色してしまうレジンもあり、できあがりも黄色がかったものになったりするのでこちらも注意が必要です。
アメリカで売られている一般的なレジンは必ず作業用のゴツイマスクをしないと後々肺に問題が出る可能性があるので、その点もきちんと確認しなければいけません。
私が使っているのレジンは一応マスクなしでも大丈夫そうなのですが、必ず窓を開けたまま換気を良くして作業しています。
ここから人気のレジン液を紹介します。
クリスタルレジン NEO
日本でかなり人気なレジンがこちらです。
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透明感も抜群で、気泡もほとんど入らず有害なフュームを出さないことから多くの方が使用しているようです。
Sigwong
日本だったら私も上記のレジンを使いたいところですが、アメリカなので失敗を繰り返し結局今のところこれが一番だなと思うのがこちらのブランドです。
こちらも他のレジンと比べてかき混ぜてるときに気泡がほとんど入らずに、さらにクリスタルクリアだったのでかなり気に入っています。
Artresin
そして今まで使っていたのがアートレジン。
こちらは結構お高めなのですがマスクをしなくても大丈夫みたいで、さらに人気があるレジンだったので使っていました。
でも混ぜているとかなり細かい気泡だらけになり、いくら注意深くゆっくりまぜても気泡が入っていたので個人的な意見としては上記のsigwongと比べるとかなり劣ります。
出来上がりの作品もsigwongでは気泡が目立たないくらいだったのですが、アートレジンの方は気泡だらででした。
金属
金属は基本的に細かく刻まれたものを使用します。
基本的に金属なら何でもよく、オルゴナイト制作用にいろんな形で削られている様々な金属もあるのでご自分の好みでいろいろ試してみると良いと思います。
金たわしや銅たわしなどもそのまま使ったり自分で細かく刻んで使用するのもあり。
また、鍵屋さんなどに行くとただで余った金属くずなどをくれたりもする場合もあるそうです。
アメリカの場合はアマゾンでも金属くずが簡単に手に入ります。
石英・クォーツ
クォーツ系なら何でもいいらしいのですが、とりあえず水晶のさざれなどがお手軽でいいかもしれません。
ポイント水晶も定番です。
ラピスラズリは神秘的なのでとてもおススメ。

個人的にはとっても綺麗なトルマリンミックスが大好きです。

アマゾンは安いのですがレビューを見ると、偽物や塗料が塗られたただの石だったなどとあったりもするので個人的にはどうかなという気もします。
シリコンの型
やっぱりオルゴナイトで定番と言えばピラミッド。
私が使っているピラミッドの型がこちらです。
小さいピラミッド型も使ったのですがシリコンがあまりに分厚く、出来上がった作品を取り出すのにかなり苦労しました。
薄いシリコンだと簡単にはがすことができるのでお勧めです。
しかも小さく作りたい場合は自分で調整できるので大は小を兼ねるといったところでしょうか。
あった方がいいもの
上記のものさえそろっていればとりあえずは作業に取り掛かることができます。
でもレジンはそのまま直接手で触ると良くないものなので
使い捨てのグローブが必須です。
そのほかレジンを入れるシリコンカップと混ぜ棒。
レジンの量を測る計量器。
使い捨ての小さな紙コップやプラスチックコップもあってもいいですね。
竹串やつまようじ、ピンセットなど、最初はなくてもいいですがあると便利です。
ヒートガンやライターなども気泡をなくすためには必須です。
そしてレジンの品質によりゴツイマスクをすることになるかもしれません。
アメリカのレジン作家さんはこのマスクをして作っていることの方が多いです。
普通の使い捨てマスクなどは全く意味がないそうで。
頻繁に、長年にわたり作るとなるとある方がいいかもですね。
銅線巻水晶などを入れたい場合などは銅線、そしてヤットコなどが必要になります。
銅線は0.2㎜と0.8㎜の太さのものがあれば最初は充分です。
銅ステッカーもオルゴナイトを作る際に結構使えます。
オルゴナイトの作り方 手順

材料さえそろっていれば後は簡単です。
レジンを混ぜる
必要なものをすべてそろえた状態で使い捨てのグローブをはめて、レジンの注意書きに従い1液と2液を計量器に乗せたシリコンカップに必要なだけ注ぎ混ぜていきます。
最初から多く混ぜ合わせるのではなく、とりあえずは10ml程度でもいいと思います。
ピラミッドを作る場合、とんがりの部分ですからあまりレジンは必要ありません。
混ぜ方はゆーっくりゆーっくり。
なるべく気泡がはいらないようにゆーくりと。
だいたい3分ぐらいは混ぜます。
型に流し込む
レジンを型に流し込んでいきます。
この際ピラミッドの場合はとんがりの部分に気泡が入りやすく、出来上がったときに先っぽが欠けてしまうのでつまようじで空気を抜く感じでつついてあげます。
つまようじでつついたあとはお好きなものを入れていきます。
良くあるのが銅線で巻いた水晶ですね。
アメリカではピラミッドの頂点から底辺までメタルづくしの場合も。
いろんなメタルが何層にもなっていたりします。
とりあえず作ってみることが大事なので、その辺は個人の自由でいいと思います。
流し込んだ後はヒートガンやライターで表面に熱を加えることで、細かな気泡がはじけてキレイな状態に仕上がります。
ちなみに一回ヒートガンを当ててから10分後くらいにまた覗いてみて、気泡が上がってきていたらまたヒートガンで表面に熱を加えます。
12時間以上過ぎたら次のレイヤーを流し込む
ピラミッドの場合はやはり何層にもしたいですよね。
ということで最初の層が、次の層の石やメタルが下に沈まない硬さになったら次の層を流し込みます。
ピラミッドは底辺の層に行くにつれて必要なレジンの量が増えていくので、大きなピラミッドを作る場合は最後の層が200mlを超えたりすることもあります。
その辺は作っていってみて慣れていくといいと思います。

気を付けること
レジンが完ぺきに固まると言われているのが24時間~72時間です。
ピラミッドの場合は何層かにもよるのですが、かなり時間がかかります。
そのためレジンがきちんと固まるまでは段ボールに入れて置いたり、上に何かものをかぶせておかないと、ほこりやペットの毛が入り込んで残念な結果になります。

段ボール箱に入れて蓋を閉じているにも関わらずにゃんこの毛が良く入るのはなんでだろうにゃ?
作業中はなるべく換気ができる状況で、レジンが垂れたりしてカーペットや机などを汚すといけないので、下に紙などを敷いたりするといいでしょう。
そして大事なことが、オルゴナイトは周りのエネルギーを吸収すると言われているので、
作り手がイライラしていたり風邪を引いてたり、マイナスな状態で作ると出来上がった作品もあまり良くないエネルギーを発してしまうので、自分の状態が良い時に作りましょう。
というわけで以上が簡単に作れるオルゴナイトの紹介でした。
興味のある方はぜひ一度作ってみてくださいませ。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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